これまであまり話したことはありませんでしたが、僕の個人事業主の屋号は、楽描(らくがき)と言います。
今でこそオンライン中心で仕事をしているので名刺をお渡しする機会がめっきりと減りました。しかしコロナ禍前にはビジネスパーソン恒例の「名刺交換」を僕もやっていて、「楽描」と書かれた名刺をお相手にお渡しすると、「『楽猫』(らくねこ)って面白い屋号ですね」とリアクションをされることがしばしばありました。
「らくねこ」ではありません。「らくがき」なのですけどね(汗)
そんな紛らわしい僕の屋号・「楽描」ですが、この名前を選んだきっかけは、妻が発した「楽しく仕事していきたいよね」という言葉でした。
妻と僕は朝食、昼食、夕食、おやつ、寝る前など時間を問わずいろんなことを話します。これは交際を始めた頃からの習慣です。
個人事業主として開業するにあたり、屋号をどうしようか迷っていたときに妻が発したのが、「楽しく仕事していきたいよね」だったのです。
家族のため、生活のためと思って当時の僕は眉間にシワを寄せて働いていました。それはそれで悪いことではないと思いますが、側にいる人はそんな僕を見てどう感じるでしょうか。少なくとも、楽しそう、しあわせそうに仕事をしている人には映らないはずです。
仕事は楽しいことばかりではありません。つらいときもある、くやしいときもある、自分の不甲斐なさに腹が立つときもあります。
それでも、文句ばかり言ってカリカリしながら仕事をするより、「勉強して次こそはうまくやろう」と前向きな気持ちで臨む方が仕事をする本人も、周りの人も楽しいと思うんです。
妻はカリカリしている僕に「その態度を改めてみたら?」と言うと角が立つので、「楽しく仕事していきたいよね」と言ったのだと思います。
その一言を聞いて、僕は「そうだ!人生を楽しく描いていこう」と感じ、楽描(らくがき)としたわけです。英語で言うと、Design your life happily!というところでしょうか。人生を楽しく、しあわせにデザインするって、文字で見るだけでワクワクしてくるのは僕だけではないはずです!
以上が、楽描を屋号にした背景です。
「楽しく仕事をする」楽描代表として僕が大切にしていることは、次の3つです。
・自分が仕事を楽しく行う
・お客様が私と一緒に仕事をして楽しいと思い、「お仕事をお願いして良かった」と感じていただく
・私との仕事を通じて、仕事って楽しい、人生って面白いと感じる時間を提供する
これら3つの目的を実現すべく、僕は自分の能力アップに努め、仕事に邁進しているわけです。
自分のスキルや経験で相手に社会に価値を提供するのは言うまでもないですが、それだけではなく、僕に仕事を依頼してくださった方に「僕と一緒に仕事してよかったな」とポジティブな感情を抱いていただきたいのです。
お読みくださり、ありがとうございます。
そのべゆういち