結婚記念日のブーケを見て、夫婦の絆を深める学びを感じた。

結婚記念日のブーケを見て、夫婦の絆を深める学びを感じた。

2021/12/16

12月14日は妻との7回目の結婚記念日でした。
新丸子の商店街にある喫茶店「SHIBACOFEE」さんで偶然出会い、その後付き合うようになってからそんなに時間が経ったんだなとジーンときます。
関東地方にお住いの方はわかると思うのですが、14日は朝からまるで冷凍庫にいるかのように寒くて、横浜ではなんと初雪を観測したんですよ!僕が住んでるところではみぞれ止まりでしたが、とにかく冷えました。
月曜は晴れ、今日15日水曜も晴れなのになぜ記念日の火曜日は初雪が降るような天気なのでしょう…。
妻も僕も仕事を調整して、ちょっとラグジュアリーなお店で一緒にランチに行こうとしていたのですが、あまりに寒いので日延べすることにしました。
妻と電車に乗ってカフェに行き、モーニングを食べました。妻はちょっとがっかりした感じでしたが、僕は一緒にパンとコーヒーを食べられることがしあわせだったな。
どんよりとした空を見て、僕は7年前の今日の天気を思い出しました。雪やみぞれこそ降らなかったものの、同じような空模様だったんだ。あの日も役所の帰りにカフェに入ってコーヒーを飲んだっけ。あれから丸6年が経ったなんてね!
僕は結婚記念日に、妻へ花を贈る習慣があり、今年も花をプレゼントしました。

この天気を予測したのか、僕は記念日前日に花を贈っていました。ナイス判断だ! 花屋さんに妻のイメージに合う黄色やオレンジといった明るい色の花をたくさん入れてもらうようお願いし、最高のブーケをつくってもらった!嬉しそうに花瓶に生ける妻の顔を見るのが僕は好き!
花はリビングのダイニングテーブルに飾っていて、僕と同じく花好きな長男が朝ごはんを食べながら花を愛おしそうに見つめて、「おはよう」と話しかけていたんだ。その様子を見て僕は、ふと思ったことがあります。
夫婦のコミュニケーションは、花を育てるのと同じだ!
花はいつか必ず枯れます。命はいつか必ず尽きます。夫婦だってそう。若い2人は老いていき、この世を去ります。誰も逆らえない、この世界の原則と呼ぶべきものでしょうか。
だからといって悲観することはありません。終わりがあるから、生きているいまを思い切り楽しむんだ。花が咲いていい香りを放っている時って、とっても美しいじゃないですか!?夫婦も同じで、いま夫婦でいられる一瞬一瞬を思い切り楽しむことが大切なんだ。
新婚のとき、子どもがいない時期、妊娠中、子育て中、老後など。
いろんなライフステージを夫婦が一緒に楽しむ。いつかどうせ終わりがくるから適当でいいやではなくて、終わりがあるからこそいまに価値がある。
そして花を育てるときに大事なのが、日々のケアです。花は何をしてもいつかは枯れますが、ケアをしなければ瞬く間に枯れます。水を交換したり、日当たりの良い場所に置いたり、温度に気をつけたり、「おはよう」「おやすみ」と声をかけたりする。そうしないと、花瓶に生けたときには枯れるなんて想像できないくらい綺麗な花でも、驚くほどはやくしおれてしまう。
これを夫婦関係でたとえたら、日々の挨拶や優しい言葉づかい、感謝や愛情の表現をすることと言えるでしょうか。年に1度だけ100の優しさで接するより、毎日1の優しさでも日々続ける方が、夫婦の絆は深まると思う。花瓶の水は毎日変えないといけないでしょ?日曜日にたくさんの水を花瓶に入れて、次の日曜日まで何もしなかったら水はなかっていくし、残っていてもその水は古くなっています。それだと花がかわいそう。
夫婦の結びつきを強くするには、地道なコツコツした気づかいが大切なんだよなと花瓶に生けた花を見て感じました。
いまもし僕が「どんな人と結婚したらしあわせになれますか?」と質問を受けたら、「毎日相手が喜ぶことをし続けたいと思える相手だよ」と答えます。
喜ぶことをたまにしたいと思える相手ではなく、毎日、地道に、コツコツとそれができると心から思える人であれば、人生のパートナーとしての絆は深まっていくと僕は思うのです。
お読みくださり、ありがとうございました。
そのべゆういち charoma0701@gmail.com

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